赤ちゃんへの影響は?
治療を受けるとき気になるのが、麻酔薬や
飲み薬、レントゲンの被ばく量です。
歯科麻酔薬
一般的な歯科治療でもっとも多くつかわれて
いる麻酔薬リドカインは、無痛分娩や帝王
切開にも使われ、妊娠全週で問題なく使用
できる麻酔薬です。通常量を使ってもまった
く問題ないとされています。
飲み薬
お薬の安全性については、お腹の赤ちゃんに
実際に試してみるわけにいかないため、確認
されているお薬はありません。比較的安全性
が高いとされるお薬を、その効果が赤ちゃん
への影響を上回ると判断した場合に限り、
必要最小限の処方をします。
歯科のレントゲン
歯科のレントゲン撮影の放射線量は、小さな
デンタルレントゲン撮影で0.008mSv。
大きなパノラマレントゲン撮影1枚につき
約0.01mSvです。
日本に住んでいる人が1年間に浴びる自然
放射線量は約2.1mSv。1日換算すると約
0.006mSvです。
50mSv未満の放射線量であれば、お腹の赤
ちゃんへの影響と被ばく量との間に関連は
認めない、とされており、この基準と比べ
てもいかに歯科のレントゲンの放射線量が
少ないかが理解できるでしょう。
東根市神町 えちごやタウン歯科