シーラント
奥歯の溝は食べかすやプラークがたまりやす
く、むし歯になりやすいです。また、人に
よっては溝がとても深く、歯ブラシの毛先が
届きません。シーラントはその溝を樹脂で
埋めることでプラークがたまるのを防ぎ、
虫歯を予防する処置です。
さて、子供全員がシーラントをしなければ
いけないのでしょうか?
「しなくても大丈夫」と判断される場合
・奥歯の溝が浅い
・奥歯に溝があっても、しっかり磨けている
のでプラークがたまっていない
・ほかの歯にむし歯や詰め物がない
・間食の頻度をはじめ、むし歯になりにくい
食生活をしている
・フッ素配合の歯みがき剤を毎回使っている
歯は、生え始めてから数年かけて成熟して
いきます。細菌がつくる酸などによりお口の
中の成分が溶け出す「脱灰」と、唾液の作用
でその成分が戻る「再石灰化」の繰り返しで
年月をかけて結晶が硬くなっていくのです。
シーラントで覆われた歯の表面は、唾液との
接触が遮断されるため、歯の成熟が遅くなり
ます。
シーラントが、子供のむし歯予防の強い味方
なのは間違いありません。
東根市神町 えちごやタウン歯科
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