お知らせ
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歯周病と雨

 
 歯にベタベタとつく細菌のかたまりを
 プラークと言います。
 歯があるかぎり、お口の中にはプラークと
 いうが降り続き、決してやむことはありま
 せん。自分が歯だとすると、立っている地面
 がいつもぬかるんでいる。
 そして、が降り続くかぎりぬかるみは
 続く。それが歯周病です。
 
 歯科で治療を受け、ぬかるんだ地面を歩き
 やすいようにならしても、が降り続ければ
 元のぬかるみに戻ってしまいます。
 歯周病を治したいと思うなら、まず傘をさし
 をよける必要があります。
 これが歯みがきです。

 傘をさせば自分の周りの地面のぬかるみが
 なくなり地ならしもラク!
 でも傘をさすのをやめたら、あっという間に
 ぬかるんでしまう。だから歯みがきは継続
 しなければ意味がありません。

 歯周病の治療は、患者さん自ら食事療法など
 の取り組みが必要な、高血圧や糖尿病の治療
 イメージに近いです。
 「歯科医院に行くと歯みがき指導ばっかり」
 と思うかもしれませんが、歯周病の治療の
 カギを握るのは歯みがきだと言っても過言
 ではありません。

 それだけに、何より欠かせないのが、患者
 さんに歯周病の治療について理解していた
 だくこと。参加型の治療であること、そして
 治療後のメンテナンスの意義を知っていただ
 くことはとても重要です。

 中等度・重度と診断された患者さんが、治療
 とメンテナンスを受けることにより、なにも
 しない方とくらべ歯のもちは3倍以上です。

 また、歯周病の程度別に比べてみると、
 歯周病の症状が悪化しているかたほど、
 様々な医科の病気で苦労なさっている様子が
 うかがえます。

 歯周病の治療は、早期にはじめるほど簡単な
 治療ですみます。先送りせず、さっそく
 始めてみませんか?

 東根市神町  えちごやタウン歯科