酸蝕症は大丈夫?
酸蝕症とは、酸の強い飲食物を習慣的に摂っ
たり、胃酸が口へ逆流することによって歯の
カルシウムが溶けてしまう病気です。
むし歯とどう違うか、というと、むし歯は
プラークに潜むむし歯菌の出す酸によって歯
が溶ける病気です。プラークの溜まった場所
で局所的に起きます。
一方、酸蝕症は、口に入ってきた酸に触れた
歯全体が溶けるので、その影響は広範囲です
酸蝕症への対処でもっとも重要なのは、早期
発見と原因の除去。食習慣の改善や、逆流性
食道炎の治療が必須です。
酸蝕症の歯は、独特の丸みや鈍いつやがあっ
て一見きれいです。しかも、象牙質が露出す
るほど進行しても、とくに痛みはない、とい
う患者さんも珍しくなく、ご自身では気づか
ないことも多いです。
東根市神町 えちごやタウン歯科