過剰な力が歯を破壊!
歯を傷める過剰な力、これには大きく2種
類があります。
ひとつは歯ぎしりの強い力です。
眠っている間のほとんどの時間、上下の歯は
接触しません。歯ぎしりは、起きたとしても
1時間に5~6回程度で短時間です。しかし
歯ぎしりの力は強大で、そのうえ下あごを
ギリギリとグラインドさせ歯を揺さぶる
ため、短時間であっても大きな為害作用があ
ります。
もうひとつがTCHと呼ばれる「上下の歯を
無意識に接触させる癖」です。歯は、食事を
したり重いものを持つ時などに一時的に噛む
とき以外、本来は離れているものなのです。
ごく弱い力が長時間加わることによって、
顎関節症になったり、歯や入れ歯を傷めてし
まうこともあります。
治療したところが壊れてしまうと、治療を受
けた医院にはなかなか足が向かないかもしれ
ません。しかし、その都度違う医院に駆け込
み応急処置ですませていると、根本の原因が
わからないまま、治療の繰り返しで苦労する
ことになりかねません。
東根市神町 えちごやタウン歯科