よく噛んであごの成長を!
「よく噛むことが子供のあごの成長に良い」
と言われます。
顎関節には、あごの動きの軸となる骨があり
ます。それは下あごの骨の両端、左右の耳の
穴の前あたりに存在する「下顎頭」です。
下顎頭は「発育中心」とも呼ばれる、あごの
成長に大切な所。食べる時の噛む作業により
下顎頭が適度な刺激を受けると、あごの成長
が促されるのです。
もし子供の頃にケガをして下顎頭が折れて
なくなると、あごの成長が悪くなります。
下あごが十分に成長せずに、小さいあごにな
ってしまいます。歯の並ぶスペースが狭くな
り、歯並びも悪くなりますし、頬まわりの
筋肉である咀嚼筋の成長も悪くなります。
噛む力が弱くても、下顎頭がなくなってしま
った時と同様に下あごの成長が悪くなり
ます。
子供の頃からよく噛んで食べる習慣をつける
ことは、下あごの成長に大切です。歯ごたえ
のあるものをよく噛んで食べると、下あごは
しっかり働き、正常に成長します。
しかし歯ごたえのない柔らかいものばかり
食べていると、下あごは十分に働かないので
成長が悪くなり、その結果歯並びや嚙み合わ
せに影響を与えることもあります。
東根市神町 えちごやタウン歯科
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